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コーヒーはそれぞれの生産国で長い年月をかけて改良され,

現在世界のコーヒーの改良品種は,100 を越すと言われています。

コーヒーの原種は,エチオピアの原生林で生まれたアラビカ種。

コンゴで発見されたロブスタ種。

リベリアで今もわずかながら栽培されているリベリカの三種で,

すべてアフリカに原種があります。

私たちが普段飲んでいるコーヒーのほとんどはアラビカ種で,

アフリカでは,タンザニアのキリマンジャロ

(酸味と甘みが,程よく調和し気品のある味)。

ケニアで採れるケニアブルーマウンテン

(甘み,酸味,苦味,こくなどコーヒーの持つ風味をすべてそなえている)

そしてエチオピアのモカハラリ

(酸味と甘みが強く,こくがある,ワインに似た後味がする)が,

日本でも親しまれています。

日本では,エチオピアのコーヒー豆は「モカ」と呼ばれていますが,

これは,エチオピアのコーヒーを積み出したイエメンの港の名前モハに由来

するといわれています。

現在では,イエメン産のモカと区別するため,エチオピアモカという名称

で呼ばれています。

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